私は
本ジャンキーです。
お仕事柄ビジネス書を読んだりもしますが、
基本はミステリーと呼ばれるカテゴリーの書籍を読み漁ります。
ハードカバーのせいで手荷物の重量が限界に達しようと、そんなことにめげたりはいたしません。日々何かを読んでいないと耐えられない。
そんな自分自身を私を勝手に「
本ジャンキー」と読んでいます。
さて。
我が家には一人暮らしにしては十分であろうサイズの本棚があります。ここに暮らし始めた頃に購入したカスタムオーダー本棚ですが、住み始めて1年目を過ぎる頃には、収納しきれなくなった本があふれてきました。それらの扱いには本当に困ります。
読みたいという人にはあげてしまう覚悟で貸出しすることも多いのですが、予想通り大抵は返ってきません。(ま、しょうがない。)
でも、そんな中
「絶対に返してね!!!!」と念押しして貸し出し、万が一帰ってこなかった時には2冊目となる事を覚悟で購入してしまうくらい惚れ込む作品があります。
このコーナーではそんな本を紹介しようかと思っております。
一読の価値あり、と自身をもってオススメできる本をチョットずつご紹介します。

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タイトル:
ラッシュライフ
著者 :
伊坂幸太郎
出版社 :新潮ミステリー倶楽部
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ここ数年登場した作家のなかで一番好きといっても過言ではない「伊坂幸太郎」。その中でも現在
最もお気に入り作品です。
5つの独立した物語をそれぞれ展開されながら、所々共通した描写が現れます。
読み手に「この話はどこかで繋がるんだろうな」と思わせているくせに、約半分のページを過ぎたあたりになっても話の結末が見えてこない。勿論最後は全ての話が連動するであろう事は十分予測できるのに、個々がどう繋がるのかだけでなく結論がどうなるのかさえ想像できない時間が続きます。
ところがある瞬間「あら?」と思った途端、5つの物語がドドドドドドっと一気に連結しラストまで持ってゆくテクニックはスゴイ!
また手法としては特段目新しいものではないのですが、読み終えたあともう一度読み直すと「ここにもこんな伏線が!」とか「ここが繋がるのか!」といった新しい発見も見つけられたりして、2度・3度と美味しい1冊です。
完璧なほどの満足感を与えておきながら、多少複雑ではある物語の交差具合に対して
「5本の展開ひとつづつを確認するためにチャートでも作ってやる!」と思わせ、本当にもう一度読んでしまおうか、と悩ませてしまう程もどかしい気持ちを残させた伊坂幸太郎に感服です。
実は伊坂幸太郎さん、この「
ラッシュライフ
」という作品以前にも秀作を世に送り出しています。
伊坂ワールドに共鳴した方は是非他の作品も読んでみることをオススメします。
彼の作品を読んだ後、私は昔初めて
東野圭吾
作品に出会い、講談社文庫から発売している文庫を全て買い揃えた高揚感と似たものを感じました。
あーおもしろかった。
最近
文庫本
も発売されました。
荷物が重くなるのがいやな方はこちらを是非。ほんとオススメです。
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